市場規律の強まりの影響に関する研究
−コーポレート・ガバナンスと銀行リスク−
目次
第一部:日本のコーポレート・ガバナンスにおける機関投資家の役割
- はじめに
- 米国のコーポレート・ガバナンスにおける機関投資家
- 機関投資家によるコーポレート・ガバナンス定着の背景
- 機関投資家による具体的活動
- 日本のコーポレート・ガバナンスにおける機関投資家
- 機関投資家の株式保有とポートフォリオ
- 機関投資家による具体的活動
- 機関投資家にコーポレート・ガバナンスを促した要因
- 今後予想されるその他の要因
- 日米比較と今後の政策課題
- コーポレート・ガバナンスに関する日米比較
- 日本における今後の政策課題
(付論)メインバンク・システム
第二部:銀行間における預金金利の格差とその原因についての実証分析
- 序論
- 各種預金商品の特徴とその金利格差
- 普通預金
- 貯蓄預金
- スーパー定期、スーパー定期300
- 大口定期預金
- 変動金利定期預金
- 預金商品別にみた金利の分散
- 流動性
- 預入金額
- 変動・固定金利
- 銀行の業態別金利と各行の戦略
- 総括
- 都市銀行
- 長期信用銀行、信託銀行
- 地方銀行
- 第二地方銀行協会加盟銀行(第二地銀)
- 金利とリスクの関係
- 分析方法
- 金利と不良債権比率
- 金利と自己資本比率
- 金利と格付け
- 地域別にみた金利格差
- 仮説の構築
- 地域別金利とリスク
- 地域別金利と経済状況
- 結論
- 銀行・公的当局の政策課題
- 今後の研究課題
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