資本ストックを直接に計測する方法である.基本的には、現存する全ての資本財を調査票あるいは訪問などにより直接調査する方法である.コストが非常に高くつくのが欠点である.この方法は、日本および韓国、オランダにおいて行われている.
例えば、日本の場合は国富調査がこれにあたり、戦後は1955年から70年まで5年ごとに4回実施されている.韓国では、1968年と77年、87年の3回実施されている.オランダの直接調査法は1986年以降製造業の各産業の代表的な企業についてサンプル調査が毎年実施されている.