Footnotes
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- 以下『レポート内外価格差』
から引用
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- 『物価レポート’94』参照
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- 『生活大国キーワード』など
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- 詳細については『物価レポート’94』を参照
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- 『平成6年版経済白書』参照
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- 以下『物価レポート’94』
参照
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- この事実に関する理論的説明としては、『生産性の二重構造』
がある。これは、1.経済発展に伴って賃金水準は高まるが、技術革新や資本集約化
によって、労働生産性を著しく向上させることが可能な貿易財産業では、賃金
上昇を吸収することができる、2.これに対して、直接的な労働に依存する割合
が高く労働生産性を大幅に引き上げることが困難な非貿易財産業では、賃金上昇
分を価格に転嫁されやすい、3.したがって、非貿易財部門の価格は、貿易財部門
にくらべて、相対的に高くなる、4.貿易財の価格は国際競争によって基本的には
一物一価が成立する、5.貿易財産業の労働生産性の高い国=実質所得水準の
高い国ほど非貿易財の価格が高くなり、全体の物価水準も高くなる」ことによる
との説である。
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- OECD調査(1990年)
により、財・サービスの部門別物価水準でみた場合の日本の価格構造の特徴は
、高いものではOECD平均の約2.5倍に達する一方、低いものは同3分の2
程度に止まるというように、OECD諸国の平均との間で価格体系に大きな違いがある
国の一つとなっている。詳しくは、『物価レポート’94』参照。
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- 以下、『レポート内外価格差』参照
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- 例えば輸入牛肉の
価格と国産牛の卸売価格はともにおよそ20%低下した。
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- 企業がコスト削減に成功すれば、その利益の一部を留保できるもの
で、独占企業のイノベーションを刺激できる。
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- 総括原価方式に代わる方式として欧米で最近採用されている方法で、
価格の上限を規定する方式である。上限の枠内であれば簡単な手続きで料金の
値上げを認めるというやり方で、基本的な考え方は<物価上昇率−x%>の
範囲内で料金の値上げを認めるというものである。
物価上昇率は通常、消費者物価上昇率が用いられる。また、ここでいうx%
は生産性の上昇率を意味する。白川(1994)参照。
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- (財)日本住宅総合センターの指摘
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- 『レポート内外価格差』参照。
また、日本の規制が諸外国と比べて、すべてにおいて厳しい訳ではないことは
注目すべきである。例えば、日本の化粧品の成分表示は香港と比べて甘いという
指摘がある。これについては、原田泰(1994)参照。
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- まず、「卸売の多段階性」についてであるが、その非効率性が指摘されて
いるにもかかわらず今なお存在しているのは、そのシステムが継続的に用いられる
ことによって生じた利点、具体的には、相互に信頼関係が生まれ、取り引きに関しての
不確実性が軽減された、という利点をもつ。これらの利益が、非効率性による
コストを上回る状況に至っているケースが、今日でも存在する可能性がある。
もちろん、非効率によるコストが継続的取り引き慣行から得られる利益を次第に
上回っていく状況もみられる。次に、「建値制」についてであるが、これは
メーカーが希望小売り価格を設定し、それを基準にして小売業者、卸売業者に対して
標準的な販売価格を提示する制度である。メーカーによる希望小売り価格の設定は
日本に特有なものではなく、欧米諸国にも存在するが、流通の各段階での出荷価格
を提示する建値性は日本に特有なものである。このような建値性について消費者は
「他の同種の商品との価格水準の比較が容易となる」といった理由で支持する
ケースが多い、という。建値性それ自体に問題はないが、それが小売業者の
販売価格を拘束する場合には競争制限的な効果をもち、消費者に不当に高い価格を
強要することを通じて被害を与える、と考えるべきである。最後に、「リベート制」
についてであるが、これはメーカー(売り手)と流通業者(買い手)との間で
商取り引きが成立したのち、メーカーの徴収した代金の一部を流通業者に
払い戻す「割戻し」のことで、欧米に起源をもつ。「リベート制」は流通業者に
対して販売促進へのインセンティブを与える手段として用いられる。
欧米企業の主張によれば、日本で行われている「リベート制」の問題点は
、その内容が複雑で不明瞭なことと、それに関連して競争を排除する効果を
もつことである。しかし、商慣行はどこの国でも部外者には独特で複雑なものだが、
当事者には合理的で明快なものだという意見もあり、現に、制度を理解して順調に
事業を展開している欧米企業もあるという。
詳しくは、中北・浦田・原田(1993)参照。
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- 日本経済新聞93年7月23日
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- メーカー・輸入総代理店による価格設定など
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- 以下、佐々波(1994)参照
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- 佐々波・浦田・河井(1993)および
Sazanami,Urata and Kawai(1995)参照
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ある財を一定量購入する買手が、代価と思う最大の貨幣額から実際の購入額
を引いた差額を買手の余剰と呼び、ある量を販売する売手の獲得貨幣額と
販売(生産)のための最小費用額の差益を売手の余剰と呼ぶ。部分均衡モデル
における厚生分析は、この意味での余剰を厚生の尺度にして行われる。
金森・荒憲・森口(1988年)参照。
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- 『平成6年版
経済白書』の「参考資料」より算出
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- 『平成6年版経済白書』の
「参考資料」より
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- 宮尾(1994)『経済セミナー』
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- 前中(1994)『エコノミスト』
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- 鈴木(1994)
『エコノミスト』参照
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- 『平成6年版経済白書』
参照
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- 一部、島田(1995)参照
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Hidefumi Watanabe
Mon Feb 19 12:08:57 JST 1996