展望

 最近は、パソコンが一般家庭に普及してきているため、ホームバンキングの利用環境が整備されつつ あるといえる。パソコン自体の普及とともに、インタ−ネットやパソコン通信などの 個人ユ−ザ−も拡大することが予想される。インタ−ネットやパソコン通信を利用 するためには、ユ−ザ−はパソコンと通信用モデムを保有する必要があるが、これら はホ−ムバンキングの利用ハ−ドウェアとして共用利用できるものである。したがっ て、現在、ホ−ムバンキングが普及していない主な理由となっている利用準備のた めのコスト面の問題がかなり解決すると思われる。都市銀行の中にはインタ−ネット での銀行サ−ビスを実施し始めている銀行もあるが、今後は、現在行われている 資金移動などを含んだ形での本来のホ−ムバンキングサ−ビスを提供していく銀行 が増えるのではないだろうか。
 そのためには、高度なセキュリティ−技術が必要とされる。現在では、高度なセ キュリティ対策が開発、施行されつつあり、ハッカ−やコンピュ−タウイルスなど の問題も解消される方向にあり、セキュリティ面での問題も解消されると思われる。
 また、ホ−ムバンキングを個人客、一般家庭に浸透させるためには、最初は利用料を 安くするなど何らかのモティヴェ−ションが必要であろう。また、肝心のサ−ビス の内容をより顧客のニ−ズにあったものにしていき、画一的ではなく特定の層に しぼったようなサ−ビス内容も用意する必要もあるかもしれない。ホ−ムバンキング を利用するハ−ドウェア−面での整備ができあがりつつある状況にあるだけに、今 後はホ−ムバンキングのサ−ビスの中身自体が重要となっており、ソフト面での開発が期待される。


Last updated '97/03/03